暮らしのコラム

2017/6/9

梅雨到来、新築マンションのカビ対策

鉄筋コンクリートのマンションは気密性が高く、そのお陰で木造住宅とくらべて冬場は暖かく過ごせるのですが、梅雨時になると湿気が溜まり、カビが生えやすくなってしまいます。

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特に新築1年~2年の新しいマンションの場合は、コンクリートや内装下地から出る湿気が多く、注意が必要です。

(1)新築入居時、梅雨(と冬場)には要注意
(2)エアコンのドライ運転の使い方
(3)こんなことにも!その他、注意しておいた方がいいこと

 
 

新築入居時、梅雨(と冬場)には要注意

新築~2年間の梅雨時は、カビ繁殖の原因となる湿気を抑える、除湿に徹底しましょう。
 

★水蒸気の発生量の多い機器の使用を控える。
加湿器、石油ファンヒーター、ガスファンヒーターの使用は控えましょう。
※どうしても必要な場合は、湿度計と除湿機またはエアコンのドライ運転で部屋内の湿度を管理します。
★部屋干しは除湿とセットで。
洗濯物は最も多く水分を発生しますので、部屋干しは控えましょう。
※どうしても必要な場合は、必ず除湿機やエアコンのドライ運転を使用し、扇風機で風を当てておきましょう。
★家具は壁から離して設置する。
壁にピッタリとくっつけていると、湿気が家具についてカビの温床となることがあります。
家具は壁から5~10cm程度離して設置しましょう。
最初の1~2年は10cm程度と離しておいて空気の流れを作るといいでしょう。
★クローゼットや押入れに物を詰め込み過ぎない。
詰め込みすぎると空気の流れが悪くなってしまい、カビが発生しやくなってしまいます。
すのこを使って隙間を作る、乾燥剤を入れる、時々開けっ放しにして扇風機で風を送りましょう。
★脱いだ靴をすぐに下駄箱に入れない。
下駄箱は特にカビが発生しやすい箇所です。
脱いだ靴に湿気がついていますので、靴は陰干ししてから収納しましょう。
クローゼットや押入れと同様に、時々開けっ放しにして風を送り空気の流れを作るようにしましょう。

 
 

エアコンのドライ運転の使い方

除湿機を使うと、除湿機の運転の熱で室温上がる事があります。
扇風機などで空気の流れを作っても改善されない、気になる場合は、
エアコンのドライ運転を利用するといいでしょう。

エアコンには以下のような機能があります。

▼冷房運転
設定「温度」になるようにする、設定された温度になるよう調整する。

▼ドライ運転
設定「湿度」になるようにする、設定された「湿度」になるまで微弱な冷房運転をする。

 
また、ドライ運転には種類があり、

・弱冷房除湿:
「温度」を下げつつ「湿度」も下げる。
そのため部屋が寒くなりすぎてしまうことも。

・再熱除湿:
「温度」を下げないよう「湿度」を下げる。
部屋が寒くなりすぎてしまうことを防げる比較的新しい機能。

 

再熱除湿機能は、一度冷やした空気を暖めて室内に戻すので電気代は弱冷房除湿よりかかってしまいますが、状況に応じて上手に使い分けをしましょう。
買い替えなどを検討する際は、こうした機能を把握しておくと良いですね。

 
 

こんなことにも!その他、注意しておいた方がいいこと

以下のものも湿気を発生させ、カビを繁殖させる要因ですので、注意しておきましょう。

★大きな水槽
★沢山の観葉植物
★人が多く集まる部屋(人の呼気)
★寝室(寝ている間の呼気)
★料理を調理時に出る水蒸気

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家を快適に長持ちさせるためには気をつけなくてはいけないことが沢山!
ちょっとウンザリしてしまいますが、料理をする時は必ず換気扇をまわす、など行動パターンとして組み込んでいれば自然と生活に馴染んできます。
気負わず、出来るところからはじめましょう!