暮らしのコラム

2016/5/20

改めて考える・家具家電の転倒防止策

家庭での地震対策として、防災グッズや備蓄品を用意したりと、皆さんさまざまな対策を練られている事と思います。
実際の経験談から最適なもの、検証結果から導き出された正しい使い方などを見ていくうちに、改めて被害を最小限に食い止めるために必要な事は、と考えさせられます。
 
 
以下は地震対策に家庭内での家具家電の転倒防止策として紹介されている例です。
 

突っ張り棒(転倒防止ポール)は

・補助板を挟んで固定する
・マットやストッパーなどの転倒防止器具と併用する
 

見た目が気になる場合は

・スキマボックスを設置する
・タックフィットを使用する
 

家具や家電の下には

・下にクッション性のある耐震マットを敷く
 

TVは

・台に固定する
 

ガラス戸には

・ガラス飛散防止のシートを貼る
 

下から突き上げるような直下型地震の場合、突っ張り棒(転倒防止ポール)は天井を突き破ることがあるため、木造家屋には適さず、あくまでコンクリートのような固い材質の天井に向いているとのこと。
持ち家であれば、耐震強度が最も高いL字金具でネジ止めすることが可能ですが、賃貸住宅ではなかなかそうはいきませんので、L字金具で固定するのと同等の強度を得られる突っ張り棒(転倒防止ポール)+補助板の併用がよいそうです。

しかしながら、こういった補助器具もあくまでも100%ではありません。

また、固定出来ても、タンスや引き出しのついた棚には、開き戸ロックなどをつけておかないと中身が出てきて更に危ないことに。


今から家を建てるなら

・作りつけの収納棚や書棚にして家具を少なくする
・開き戸にはロック機能を付ける
・出入口付近に、避難用具を入れられる納戸をつくる

 

賃貸なら

・収納が多い家を選択する
・荷物は収納へまとめる
 

最近では見せる収納も多いため、雑貨や食器を飾っている方も少なくありません。
美術館や博物館で使用しているミュージアムジェルといったものを使用しておけば少しでも飛散防止に繋がるかもしれません。
 


そして何よりもまず、
 

・倒れても通路が確保出来るような配置にする
・自分の背より低い家具に変える(特に子供部屋)
・居間や寝室にはできるだけ物を置かない
・タンスや棚などには、重いものから下に収納する

 
 
などといった根本的な対策を検討する必要があります。

費用がかかることもありますが、命にかえられるものではありません。

 
 
熊本地震発生から1ヶ月が過ぎようとしています。
被災地の方々の早期の復旧・復興を祈念すると共に、改めて現状を把握し、今後の災害を少しでも減らせるよう、取り組んでいきたいものです。

 
 
(参考資料)
東京防災 http://www.bousai.metro.tokyo.jp/book/index.html
福岡県防災 http://www.bousai.pref.fukuoka.jp/index.php