暮らしのコラム

2017/4/20

新生活スタート!住人トラブルを回避するには?

マンションなど集合住宅の特徴として、各世帯、さまざまな生活サイクルの住人が共同で生活を営むことがあげられます。
そのためか、一番起こりやすいのがマナー違反が原因のトラブルです。
深刻な問題に発展させないためにはいったいどうすればいいのでしょうか。

 
 

 
 

どんな原因でトラブルになるのか?

特に起こりやすいトラブルと原因を以下にあげています。

生活音・騒音
・子供の声、足音
・楽器の音
・ペットの鳴き声
・深夜早朝の生活音など
騒音は感じる人の主観により様々ですが、最も問題になりやすいトラブルです。
また、自ら対処しようとして大きな事態を招いてしまうこともあり、取り扱いが難しいことも。
ペット飼育
・管理組合で設けたルールにないペットの飼育
・ペット飼育可でない住居での飼育
・ペットのニオイなど飼育マナーやエチケット
ペットをエレベーターに乗せた時の対応など、
苦手な方がいることを意識した行動が出来ていない場合にトラブルに発展しやすいようです。

駐車違反
・勝手に他の住人の駐車場を使っている
・来訪者が来訪者用スペースに長時間車を停めている
・来訪者用スペースに自分の車を毎日長時間停めている
使用のルールはそれぞれあるものの、
常識の範囲を越えた利用方法が原因となる事が多いようです。
バルコニーなどの共用部
・バルコニーでの水遊び
・バルコニーに荷物を置く
・廊下を自転車置きにしてスペースを占領
・共用部での喫煙
共有部は火災の際の緊急避難通路にもなりますので、
他の住人に迷惑をかけないように使用しなければいけません。
ゴミ出し
・時間外のゴミ出し
・分別出来ていないゴミ出し
・ゴミ袋をきちんと閉じないためゴミが散らばる
こちらも住人の常識の範囲によるところがあります。
カラスや猫にゴミが荒らされることがあり、
その後の掃除も大変なことから、トラブルに発展しやすいです。

 
 

自分がトラブルの原因に?!

はじめに、”一番起こりやすいのがマナー違反が原因のトラブル”とあげましたが、
集合住宅では、さまざまな生活サイクル、考えを持つ住人が生活を営んでいるため、
自身がトラブルの原因と自覚していない場合もあります。

例えば、
・仕事の帰りが遅くなったので遅くに洗濯機をまわしていたら騒音を出していると言われた
・室内でタバコを吸えないのでバルコニーで吸っていたらニオイが洗濯物についたと言われた
・走り回る子供が迷惑になるからと叱りつけていたらその声がうるさいと言われてしまった
といったように、
 

悪意がある訳でもないのに、普段意識していない生活習慣が、
他の住人にとって、”迷惑だ”とトラブルを招いていることがあるのです。

何だか理不尽に思えるのですが、自分が感じ取っている”トラブル”も
もしかしたら、他の住人にとっては”普段意識していない生活習慣”のひとつなのかもしれません。

 
 

回避する方法は?

意識していなかったとはいえ、トラブルの殆どは、他の住人への配慮不足によって起こるものが多いです。
かといって、直接苦情を言いに行くのは更なるトラブルを招きかねません。
 
基本的には
・管理会社や大家に対応してもらう
といった方法がよく紹介されていることと思います。
管理会社という第三者を通して問題を解決出来るのでしたらそれがベストです。

 

また、残念ながら、「これが正解!これをやれば絶対にOK!」といったものはありませんが、
効果がある例として、
普段から相手に挨拶をしたりと、コミュニケーションをとっておくことで
「相手がどんな状況なのか」を理解出来、トラブルになりにくい、ということがあります。

 
実際に、挨拶したこともない隣人の生活音に毎日辟易していたけれど、
顔を合わす度に笑顔で挨拶をし続けていたら、自然と会話をするようになり、お互い風通しが良くなって発言をしやすくなった、というケースもあります。

 
 
分譲マンションでは管理規約があり、
使用細則でカバー出来ない部分は理事会で取り上げて貰うなどの機会があります。

管理組合は面倒だ…と思っている方が多いのですが、マンションの築年数が浅い時期こそ(初顔合わせの住民が多いうちに)細則をしっかり取り決めておくのが理想です。

管理組合の質を上げることは、自分の住まいの資産価値を高めることにつながりますので、無関心のままではなく、積極的に働きかけてみましょう。

 
 

マンションだけじゃない、戸建てでも起こるトラブル

ここまで見ていくと、「集合住宅はめんどくさそう…」と思ってしまう方もいるかもしれませんが、
もちろん、戸建てでも同じトラブルは起こります。
 
 
物騒な世の中なのでお互い接しすぎよりも、適度な距離があったほうがいいと考えるものですが、「得体が知れない隣人」よりも「得体が知れる隣人」であるほうが、何かあったときには有利に働くのではないでしょうか。