暮らしのコラム

2016/6/9

【梅雨のジメジメと戦う】今日から始めるカビ対策

九州から東海にかけての各地で梅雨入りが発表され、西日本と東日本の広い範囲で曇りや雨となっています。
この時期は、朝起きてもなんだかジメジメしていて、憂鬱になってしまいますね。
部屋に湿度がこもり、カビが発生しやすい時期だからこそ、明るく爽やかな気分で過ごせるように、今日から対策を始めましょう!


◆ 何故カビが発生するのか
◆ カビの及ぼす影響
◆ 今日から出来るカビ対策
 ・お風呂場
 ・キッチンまわり
 ・窓
 ・押し入れ・クローゼット
 ・エアコン
◆ それでもカビが生えてしまった時は


何故カビが発生するのか

カビは元々空気中のどこにでも漂っています。
温度が20~30度、湿度が80%以上の栄養分がある場所で育ち、特に25度前後で活発に発生します。
さらに、梅雨時は窓を閉めきった状態が増えるため、風通しが悪くなり、ホコリにカビの胞子やダニがくっついて繁殖してしまいます。

【カビの発生条件】

◆ 湿度(80%以上)
◆ 温度(20~30度くらい、特に25度前後)
◆ 栄養分(汚れやホコリなど)
◆ 酸素(活動に必要、空気に触れると活性化)
◆ 時間(成長するまでの時間)

このカビの発生条件がそろうと、カビは一気に増殖します。
梅雨時はこの条件が揃う絶好の機会!カビのほかにも、ダニなどが快適に過ごせる季節となるため注意が必要です。

 

カビの及ぼす影響

カビやダニが原因となり人体に影響を及ぼす事があります。

◆ アレルギー疾患
 カビの胞子がアレルギーを引き起こすもの。気管支喘息やアレルギー性鼻炎やアトピーなど。
◆ 感染症
 水虫やタムシなど、身体の組織に取り込んで引き起こされるもの。
◆ カビ中毒
 カビが作る毒性物質によって引き起こされるもの。吐き気や痛みを伴う場合がある。

最近では特に、夏風邪にそっくりな夏型過敏性肺炎にも要注意。

 

今日から出来るカビ対策

カビの好きな湿度を作らず、定着するまでの時間を与えないことがカビ対策のポイントですので、こまめに掃除、換気して、カビを予防しましょう。

◆ お風呂場
(1)入浴後、石鹸カスなどを温水→冷水の順で洗い流す。
(2)ゴムのスクイージーで水気を取り除く。(100円均一でも売っていますよ!)
(3)次の日までドアや浴室窓を少し開けて、換気扇を回す。

乾いたタオルで浴室内を拭きあげるとより効果的。
蛇口につく水垢のシミ対策にもオススメです。

◆ キッチンまわり
(1)水蒸気が発生するため、調理や洗い物の時は換気扇を回す。
(2)換気扇についた油は<<カビの栄養分>>こまめに汚れを落とす。飛び散った水や汚れ、油も拭き取る。
(3)蛇口、排水口も(2)と同様。清潔を保つように。
(4)冷蔵庫は消毒用エタノールで拭きあげる。

シンク下の収納も湿度が高くなりやすいため、こまめに換気しましょう。

◆ 窓
室内が冷えていて、外が暑い時にも結露が発生します。(冬場とは逆)

(1)スプレータイプの中性洗剤(住宅用)で窓に吹き付ける。
(2)少し置いてから水拭き。
(3)よく乾燥させてから消毒用エタノールを吹き付ける。

窓に結露が発生した場合、こまめに拭きとっておかないと、結露が不着したカーテンにカビが生えることがあります。
一旦生えてしまうと洗濯などで完全に除去するのが難しくなりますので、生えないうちになるべく早めにお洗濯を!

◆ 押入れ・クローゼット
閉め切りにする事が多いため、湿度が溜まりやすくなっています。
せめて年に2回は衣替えなどで中身と押し入れやクローゼットの壁、床の点検をしましょう。

(1)押入れ・クローゼット内を換気する。エアコンのドライや扇風機で風を入れても良い。
(2)水分は下に溜まるため、下に綿や麻などの比較的湿気に強いもの、上にシルクや革製品などの湿気に弱い物を収納する。
(3)湿気取りシートや除湿剤を置く。(入れたまま置きっぱなしにはしない事。)

その他、物を詰め込み過ぎない事もポイントです。
スノコなどを使って床に直接荷物を置かず、空気が流れるようにしてもいいですね。

◆ エアコン
嫌な臭いがするのは吹き出し口にカビが生えているサインです。
エアコンのカビ取りは分解しないといけない事が多いため、うまく掃除出来ず故障の原因になったりして、思わぬ出費になることも。
業者に依頼する方がいい場合もありますので、嫌な臭いがする前にカビ予防をしておきましょう。

(1)使用していない時は内部に水が溜まらないよう、送風モードにする。
(2)フィルター掃除をする際は必ず水気が残らないようにする。

 

その他、除湿剤のかわりに小瓶に重曹を入れて、湿気のたまりそうなところへ置いておく方法もあります。
下駄箱やシンクの下に置いておけば臭い取りにもなりますし、重曹はお掃除にも使えるので、わざわざ除湿剤を沢山買ってくるよりは経済的です。
小瓶が邪魔になりそうならお茶のパックに入れてもいいですよ。
 

それでもカビが生えてしまった時は

(1)生えてしまったカビに、消毒用エタノールを吹き付ける。
(2)消毒用エタノールを染み込ませた布で拭き取る。
(3)拭き取りが終わったら、再度消毒用エタノールを吹き付ける。

お風呂場など、エタノールで落ちない場合は、専用のカビ取り剤で対処しましょう。

 
 
なお、カビ清掃をする際は、カビを吸い込まないように、必ずマスクやゴム手袋をして行って下さい。
塩素系カビ取り剤は酸性のものと絶対に混ぜないなど、注意事項を必ず良く読んで使用して下さいね。
また、エタノールは火気厳禁ですので、そちらもご注意下さい。