暮らしのコラム

2018/1/12

ルーメンって何?LED照明の選び方

だんだんとLED照明が主流になってきて、白熱電球に馴染みのある方や、
初めてLED照明器具を選ぶ方は、種類の多さや、知らない値に尻込みしてしまうことがあるのではないでしょうか。
ここでは一般的なLED照明の選び方や値の解説を行います。

 

 

(1)ルーメンって何だろう?
(2)ワットはルーメンとどう違う?
(3)知っておきたい!LED照明を選ぶ際のポイント
(4)部屋の広さに応じた必要な明るさは?
(5)省エネを考えるならルーメン パー ワット(lm/W)を見よう

 

 

ルーメンって何だろう?

ルーメン(lm)とは照明器具そのものの明るさを示す単位。
簡単に言うと光の量の単位です。

LEDランプの製品にはルーメン(lm)を表示するというルールが設定されています。

 

 

ワットはルーメンとどう違う?

白熱電球を選ぶ時に「40W」や「60W」と、ワット(W)が記載されているので、
ルーメン(lm)よりもワット(W)のほうが目にする機会が多いでしょう。

LEDの商品パッケージにも「40W相当」という表記があるので勘違いしやすいのですが、
ワット(W)はもともと、明るさを表す単位ではなく、「消費電力」を表す単位です。
白熱電球の場合は、消費電力が大きければ大きいほど明るいので、
ワット(W)が明るさの基準として用いられています。

しかし、LED照明の場合、白熱電球よりも低い消費電力で
同等の明るさを実現することが出来るため、「40W相当」などと言った表記の仕方になっている
のです。

したがって、照明器具など、パッケージに記載されたルーメン(lm)値は、大きいほど明るいということになります。
一般的に白熱電球40W相当の明るさは485lm、60W相当では810lm以上が目安となっています。

 

 

知っておきたい!LED照明を選ぶ際のポイント

【 口金 】

照明器具につけるLED電球を選ぶ場合、照明器具に用意されている
電球用ソケットのサイズと形状を確認する必要があります。

代表的なLED電球である一般電球形の場合、一般白熱電球と同じ口金の「E26口金」、
小型電球では「E16口金」、ハロゲン電球では「E11口金」などがあります。

 

【 種類 】

様々な種類と用途を持つLED電球が販売されています。
大きさや形だけでなく、使用器具や目的によって選択する必要があります。

(例)一般照明用:一般電球形、ミニクリプトン形
スポット照明用:ハロゲン電球形、ミゼットレフ形、ビームランプ形

 

【 明るさの目安 】

カタログやWEBで実際の使用時に近い状態で測定した器具光束(定格光束)の数値も参考にしてみて下さい。

 

【 配光(光の広がり方) 】

光がどの方向を向いているか、その広がりを言い、LED電球は一般白熱球と配光が異なります。
また、器具のデザインも明るさの効率を左右します。

 

【 光色 】

蛍光灯のように、LED電球にも何通りかの光色が用意されています。

(通常は、下記が用意されています。)
・電球色(相当):一般白熱電球相当の光色
・昼白色:白い色味

 

【 使用する器具 】

照明器具によっては、一般白熱電球から置き換えて使用することが出来ない場合があります。
LED電球の大きさ、重さ、調光器との組み合わせなど、器具の使用条件にあったLED電球を選ぶ必要があります。

 

 

部屋の広さに応じた必要な明るさは?

【 LEDシーリングライト 】

天井につけて部屋全体を明るくするライトの場合。

【 LEDペンダントライト 】

天井から吊り下げて周囲を明るくするライトの場合。

※吊り下げる高さにより明るさが変わってきます。
シーリングライトの数値より大体10%程度少ない明るさと考えておけば良いようです。

 

 

なお、高齢者の場合は、若い人と比べると約1.5倍の明るさが必要になります。
その場合、実際の畳数より1つ上の畳数表示の器具を選びましょう。
ただし、トイレではかえってまぶしく感じやすいので、逆に明るさを抑える必要があるようです。

部屋の内装色が濃い場合も同様にするといいでしょう。

 

 

省エネを考えるならルーメン パー ワット(lm/W)を見よう

「ルーメン パー ワット(lm/W)」 は光量(ルーメン/lm)を消費電力(ワット/W)で割った値のこと。
LED照明器具を比較する際に知っておきたいキーワードです。

1ワット(W)あたりで得られる光量を指し、
数値が大きいほうが効率がいい = 省エネ となります。

いくら明るくても消費電力が大きければ省エネにはなりませんよね。
より少ない電力で明るさが確保出来る照明器具を選びましょう。

 

以上のことから、LED照明器具を選ぶ際はまず、

・設置場所に必要な光量(ルーメン/lm)
・消費電力(ワット/W)
・ルーメン パー ワット(lm/W)

を確認してからにしましょう。

 

 

参照:(一社)LED日本照明器具工業会