暮らしのコラム

2017/10/6

マンション購入:支出を考える

子供の教育費負担のほかに、不慮の事故やトラブル、失業など、
考えられないことが起こる可能性があるため、住宅ローン返済中も貯蓄しないというわけにはいきません。
一時的に貯蓄が難しいのは仕方がありませんが、全く出来ないような状態で住宅ローンを組むのは危険です。

これからのことをバランスよく行っていくためにも、家計のムダを省き、
メリハリのある支出を行いながら貯蓄もする、かつ繰り上げ返済を積極的に行うのが理想的です。

 

(1)借りられるお金と返せるお金の違い
(2)現在の家計がどうなっているか見直そう
(3)生命保険の支払いを見直し
(4)インターネット、スマホ使用料の見直し
(5)住宅ローン控除の使用
(6)おわりに

 

 

借りられるお金と返せるお金の違い

融資が通ったからといって

借りられるお金=返せるお金  ではありません。

借り入れする時、収入や勤続年数を基に、
「いくらまでなら貸しても大丈夫」と、借り入れる人の借入可能額を計算します。

これは受け取る給与の総支給額(額面)、
つまり「年収」がベースになっていますので、=返せるお金ではない
のです。

そのことをまずはきちんと理解しておきましょう。

その上で、「借りられるから大丈夫!」とするのではなく、
現在の家計簿を確認してどれくらいの返済なら問題ないのか知る必要があります。

 

 

現在の家計がどうなっているか見直そう

住宅購入では、一般的に家賃ベースで支払い可能額を考えます。
予算を下げても難しい場合、身の丈にあった住居を選択するほかありませんが、
家族の様々な思い、しがらみがあったりして中々難しい事も多いです。

マイホームを購入しても暮らしは変えたくない、という事もあるでしょう。

住宅費に回せる資金の捻出が出来れば借入可能額を増やすことも出来ます。

いくらだったら無理なく返済出来るのか?
まずは、もっとも身近で、代表的なところから支出の削減をしましょう。

 

 

生命保険の支払いを見直し

住宅を購入する際にはチャンスだと思って、可能であれば保障額、月の掛け金を見直します。
なぜなら「住宅ローン」には「団信(団体信用生命保険)」が
付帯するため、もしものことがあっても家は残ります。

亡くなったり高度障害に陥った場合に、住宅ローン負担が消えるだけでなく、
最近では癌や脳卒中にかかっても保障がつく住宅ローンも増えているので、
保障内容がどうなっているか、しっかり見極めましょう。

保険料を抑えるためには掛け捨ての保険を利用してもいいですが、
最低限はキープして家計のリスクを回避出来るようにしておくのが
「見直し」ですので、安易な減額や解約は避けるようにしましょう。

 

 

インターネット、スマホ使用料の見直し

◎インターネット

マンションを購入する際管理費に、あらかじめ使用料が安価に
組み込まれている物件を選べば支払い原資に出来ます。

組み込まれていない場合は、携帯電話キャリアとのセット割引を検討します。

 

◎スマホの高速通信料の見直し

大容量プランに加入している場合、ライトなプランに落とします。
また、自宅でWi-Fiを接続する方式に切り替えましょう。

格安SIMを活用してもいいですが、こちらも安易に切り替えるのではなく、
初心者が陥りやすいデメリットまできちんと調べてからにしましょう。

なお、一人見直せば3,000~4,000円、夫婦、子供も一緒に見直せば1万円以上安くなります。
特に、購入時のおすすめプランのままである場合は見直しが必要です。

外出先で通信が必要な場合は仕方ありませんが、
所定の通信量をオーバーしても速度が落ちるだけですから、
待ち時間や電車の中で無意味にいじったりしないように意識すればストレスはありません。

 

 

住宅ローン控除の使用

住宅をローンで購入すると、借入額に応じて税負担が少なくなります。
賃貸のままでいるより手取り収入が増える結果になるので、その分を支払い原資に回せます。

(計算方法については多数サイトが紹介しているのでここでは省きます。)

 

 

おわりに

根本的なところから負担がある場合は、生活の質を落とすことにも覚悟が必要です。

不安がある場合は専門家、ファイナンシャルプランナーに相談してもいいでしょう。
また、購入検討先で相談するのも手で、自分たちに見合った
プランやサービスを提案してもらえる可能性もあります。

大切なのは自分たち、家族がどうしたら納得がいくのか、
幸せになれるのかを検討し実行していくことです。

 

 

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