暮らしのコラム

2016/8/7

ホームインスペクションって何だろう?

購入したいが専門知識がないので住宅の良し悪しが分からない、売買の際に家の状況を把握したい、震災後自宅の状態が気になる……。
そんな時に行う「ホームインスペクション」の需要が中古住宅の流通増加とともに急増していますが、「ホームインスペクション」とは一体何かをご存知でしょうか。
 

ホームインスペクションって何だろう?

ホームインスペクション(住宅診断)とは、ホームインスペクター(住宅診断士)という住宅の設計・施工に詳しい建築士などの専門家が、住宅の劣化状況について調査を行い、欠陥の有無、補修すべき箇所、その時期などを客観的に診断するものです。
 
第三者的な立場から専門的見地を行うのが特徴で、費用は一般的に、目視による標準的な診断で5~8万程度となっています。
住宅の診断は多岐に渡りますが、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会では中古住宅の売買において、主に目視で住宅のコンディションを把握して報告する業務を「ホームインスペクション」と呼んでいます。
 
 

どんなときに依頼する?

前述のとおりですが、
 
「住宅を購入したいが欠陥があったらどうしよう?」
「住宅の善し悪しを自分だけでは判断できない…」
「自宅を売りたいが直した方が良い箇所があるのか判断したい」
「震災後、今住んでいる家の耐震性が気になっている…」

 

等々、建物のコンディション、安全性、信頼性を把握したい時に依頼します。
不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。
内覧会に立ち会ってもらうケースもあるようですが、会社毎に実施しているサービスが異なるのでよく調べておく必要があります。
 
どの会社に依頼すれば良いのか分からない時は、
公認のホームインスペクター(https://www.jshi.org/)に依頼すると良いでしょう。

 
 

おわりに

ホームインスペクションはあくまで住宅の診断を行うものなので修理や補修は行いません。
補修に必要なアドバイスを行います。

 
売買の場合は診断報告を開示することにより消費者に安心して住宅を購入してもらう事が出来て、トラブルを防ぎ、スムーズな取引が行えます。
費用はかかりますが、ホームインスペクションの報告を元に購入したり、修繕を優先する箇所の修繕を行ったり、修繕や補修の資金計画を組んだりして将来的なメンテンスを行うことが出来ますので、デメリットと思える部分も考え方次第ではメリットになります。