暮らしのコラム

2018/8/24

【賃貸】「賃貸借契約書」と「重要事項説明書」の違いって?

「賃貸借契約書」と「重要事項説明書」どう違う?

簡単に2つがどういった書類なのかを説明します。

「賃貸借契約書」
「貸主」と「借主」の間で交わされる書類です。

賃貸契約におけるトラブルを回避するためのものです。

契約書は2通(3通の場合もある)作成され、
「貸主」、「借主」の双方が記名押印後、それぞれ1通ずつ保管します。

 

「重要事項説明書」
「賃貸借契約書」を元に仲介した不動産業者が2通作成します。

「不動産会社」、「借主」の双方が記名押印をし、それぞれ1通ずつ保管します。
貸主には渡されない書類です。

契約書を元にするので、同じことを何度も…と思われがちですが、
内容をより分かりやすく把握してもらうためのものです。
重要事項説明は契約前に行います。

 

「重要事項説明書」は宅地建物取引業法で
「賃貸契約の仲介をした不動産会社」に義務付けられているものです。
大家さんと直接契約する場合や、不動産会社が貸主である場合には
重要事項説明の義務がなくなり、契約書のみでの契約
となります。

 

自分に不利な点がないか確認する必要がありますので、
不明な点は遠慮なく質問して、入居後のトラブルに備えましょう。

 

 

取引態様によって取扱いが異なる

前述にあげたとおり、大家さんと直接契約する場合や、不動産会社が貸主である場合には
重要事項説明の義務がなくなり、契約書のみでの契約となります。
この場合は貸主が任意で説明を行うことになりますので借主であるご自身が説明を要望することも大切です。

取引態様による扱いは以下とおりです。

取引態様 重要事項説明 宅地建物
取引業法の規制
仲介手数料
媒介(仲介)
不動産会社が貸主と借主の間に立って取引成立に向けて活動を行う
義務あり 適用あり 一般的には必要
代理
不動産会社が貸主の代理人となって取引成立に向けて活動を行う
義務あり 適用あり 一般的には必要なし
貸主
貸主自らが所有する物件を直接借主に賃貸する
義務なし 適用なし 必要なし

※「売主」についてはここでは割愛しています。

 

 

重説を受けず契約してしまった!重説を貰ってない!もしかして詐欺?違反?手を抜かれている?!
といった質問がよくネット上のQ&Aに挙げられていますが、相手の「取引態様」が何なのかも確認してみて下さい。

「取引態様」は明示しなければ広告することが出来ませんので必ず明示してあるはずです。
募集広告を見る時はチェックしたいですね。
仲介手数料や法規制についても異なります。住居を探す際は頭の隅に入れておきましょう。

 

 

(その他参考リンク)
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